ロンドンのスーパーマーケット事情②TESCOとM&S

<TESCO>

2003~2013年まで日本でも展開されていたイギリス最大手のスーパーマーケット。

こちらもSainsbury’s同様、大型店(Tesco Superstoreなど)と小規模のTesco ExpressやTesco Metroでは値段が違い、大型店の方が割安です。


Tescoというと格安スーパーの代表格のようなイメージでしたが、最近はそうでもありません。

ただし特売品(Offer)は目玉が飛び出そうになるほど安くなっていることが多いです。


Tescoブランドの食品でTesco Finestというものはまぁまぁ大丈夫、Finestと冠されていない普通の食品は当たりはずれあり。

最近、Tescoの冷凍パスタを試してみましたが、意外とこちらはSainsbury’s や下記のM&Sより美味しかったです。

(追記)

美味しかったのは以下のトマト&チーズパスタだったのですが、これに安心して同じシリーズのボロネーゼを買ったら不味かったです…。涙
(2021年追々記)
最近はイマイチ味が薄くなったように感じます。お塩振らないといけないかもしれません。
それでもM&SやWaitroseよりもなぜかマシです。

 

TescoのポイントカードはTesco Club Card。

Sainsbury’sのように他社とのパートナーシップはないようですが、携帯電話会社のTesco Mobileやガソリンスタンド(ちなみに「ガソリンスタンド」はアメリカ英語、イギリスではPetrol Stationと言います。)のTesco Petrol Stationでもポイントが貯められるようです。

 
 

<Marks and Spencer(M&S)>

高級スーパーの代表格と言えばこちら、Marks and Spencer(M&S)。

しかしM&Sは2022年に向けて店舗を大量閉鎖することを発表し、どうも経営が困窮している様子。

以前と比べると良心的なお値段になってきていて、後述するWaitroseの方がよっぽどお高いです。

 

M&Sは見ているだけで美味しそうな食品がたくさんあるのですが、買ってみると意外とイマイチなものもたくさんあります。

レンジでチンする食品なんかは全体的に塩が足りないイメージ。

 

しかしお肉や魚、野菜・果物などの生鮮食品はM&Sがおすすめです。

Sainsbury’sやTescoと比べると確かに割高なのですが、数ポンドの違いで格段に味が違ったりします。(と、信頼を寄せているのにハズレの果物に出会うこともままありますが。。。)

 

またビスケットやポテトチップスなどのお菓子もおすすめ。

M&Sブランドのお菓子は他では見ない味のものが多く、一度食べると病みつきです。

チョコレートは美味しそうに見えるのだけど、買ってみると後悔するものが多い…。

 

そしてM&Sと言えば、下着。

以前、多くのイギリス人(確か7割とか驚くような数字だったはずだけど…確認のためその記事を死ぬほど検索したが見つからず。)がM&Sで下着を買っているという記事を読んだことがあり購入してみました。

日本製のパンツの方が丈夫で長持ちですが、イギリス基準で言うとM&Sの下着は悪くはないです。

 

ブラは小さいものから大きなものまでサイズ展開が豊富です。

小さめアンダー+大き目カップ(E65など)はデパートや下着専門店でないと見つけるのが難しいですが、M&Sにはあります。

 

ちなみにイギリスで「パンツ」は下着の「パンツ」という意味です。

ズボンという意味での「パンツ」はアメリカ英語。

イギリスではtrousers(トラウザーズ)と言います。

 

M&SはSPARKS CARDというポイントカードがあります。

作った場合の特典を店員さんに聞いてもはっきりした答えがなくずっと作っていなかったのですが、最近作ってみたところ、ポイントが貯められ期間限定で食品全品10%オフなどの特典がありました。

しかしポイントはお買い物に還元されるわけではなく、貯めたポイントによってセールに早期アクセスできるなどの特典があるとのことです。

またSPARKS CARDをお買い物時に提示すると1回のお買い物につき1ペンスが任意のチャリティ団体に寄付されるそうです。(登録時に好きな団体を選べます。)

1ペンスは1円強程度ですが、塵も積もれば…ですかね。 
 

スーパーの記事は③に続きます。

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