タングルティーザーは某コスメサイトで昨年(2019年)ベストコスメ賞を受賞したイギリス発のヘアブラシ。
何年も前から話題になっていて、お店で見かけることもあったが全く気に留めていなかった。
なぜなら昔ながらの静電気を抑えるブラシに似ていて、おもちゃのようにちゃちく見えたからだ。
しかし1年ほど前から、以前よりツヤのなくなった髪が気にかかっていた。
何か良いヘアケア品はあるかとアマゾンUKをチェックしていると、目についたのがタングルティーザー。
…やけに評価がいい。
いや、「やけに」どころじゃない、恐ろしく高評価だ。
数千を超えるレビューでほぼ星5つ。
思わず日本語でもレビューを確認してみる。
こっち(海外)で高評価のものでも、日本人にとってはイマイチということが結構ある。
特に髪質は白人や黒人とは大きな違いがある。
…おやおや、まあまあ!
日本でのレビューもかなり好評。
「ツヤツヤになる」
「サラッサラになる」
「他のブラシはもう使えない」
「髪質が変わった!」
「髪がまとまりやすくなった」
…ん?ツヤツヤになる??
ツヤが欲しかった私はこれに引っかかってしまった。
読んでも読んでも、日本語でも英語でも、とにかく良い口コミばかり。
日本では2000円ほどするらしいが、タングルティーザー発祥の国イギリスでは1100円ほど(2019年当時)だった。
こりゃ試してみるしかない!
私が購入したのはトップ画像にある「オリジナル」。
タングルティーザーにはこんな種類がある。
柄のある「濡れた髪」用と迷ったけれど、最初は無難に元からある商品を買うのが一番と思い、「オリジナル」を選択。
が、今思うと濡れた髪用にしておくべきだった…。
「濡れた髪」用なんて名前だからわかりづらいけれど、要は「ドライヤーで乾かすときにも使えるよ」用だ。
ロングヘアだから髪を乾かすときに使えないのは痛かった。
しかも値段はオリジナルと同じ。
柄のついたやつにしておくべきだった~~~~!!
で、肝心の使い心地だが…可もなく不可もなく。。。
「絡まった髪でも痛くならない」
が売り文句のタングルティーザーだが、
「ブラシの歯の部分が短いからしっかり梳けないだけ」
なのでは?なんて思ったりして。
確かにどんな寝方をしたのか、ものすごくこんがらがっている時に使ってみると痛みは少ない。
だが梳くのにかなり時間もかかる。
どうも表面の部分しか梳いてない感じなのだ。
ブラシを何往復してもなかなか梳けず、いらいらして結局普通のブラシで梳くことになる。
それでもとにかくツヤツヤになる効果を実感したかったから、時間が掛かってイライラしようと頑張ってタングルティーザーのみを使用した。
そう、私の髪にツヤが戻る日を信じて。
戻る日を信じて。
信じ…て………って変わらない!!!!
半年以上は頑張って使用してみたが、「劇的な変化」は私には起こらなかった。
もしかしたらくせ毛や細い髪の人でないと効果を感じられない商品なのかもしれない。
太めの髪でストレートではあるが、背中の半分以上あるロングヘアなので何か変化があっても良さそうなものだが、私には効果は感じられなかった。
この何千もの口コミはサクラじゃないんだろうか?と疑いたくなるほど、変化なし。
後悔してしまう買い物だった。
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