あけましておめでとうございます。
…というには少し遅めな1月12日。
今年は週に1回は新しい記事をアップしたいと考えていたのに、すでに約2週間。
「ジャパニーズ・ロンドナー」というタイトルなだけに、ロンドンや海外に関することをアップしないと、と考えているとどうも機会を逃してしまう。(言い訳)
私の日常的なブログなんて誰も興味ないとわかってはいるのだが、とにかく記事を書かないことが一番ダメダメな気がする。
今年はロンドンや海外に関係のない記事もアップするかもしれません。
で、今年最初の記事はというと…。
コロナ蔓延中。
ずーっとコロナの話題には触れずにきたのですが、あまりにもコロナ陽性・疑いが周りに増えすぎて、触れずにはいられません。
数日前は1日の新規感染者が6万8千人を超えていましたが、今は少し減少して5万人台…って昨年3月のロックダウン時にはひどいときでも1日の新規感染者は5千人台!
その時の10倍と思うと、恐ろしくてたまりません。
今、私が住んでいるのは、少し変わったスタイルの住居です。
ホテルのような感じで20部屋くらいあり、それぞれの部屋にバス・トイレがあります。
建物に入ると誰もが使える共有のホール(大きな部屋)があり、ランドリールームというスペースに共有洗濯機が数台あります。
入居した時は全室が新規入居だったため、共有ホールでそこそこ「ご近所づきあい」もしていたのですが…やはりどこにでも面倒な人はいるものです。
つかまっちゃうと話が長すぎる年配の方やフェミニストでフルータリアン(果実食主義者)の自己主張が激しいお姉さま、居住者の行動を逐一把握したいらしくホールに常時いる中年ゲイ男性、はたまた大麻のにおいが染みついちゃってるブラザーなど…。
LGBTに関する言葉、WOMXNを知っていますか?
いつしか共有スペースに近寄ることはなくなり、私はもっぱら自分の部屋で快適に過ごすようになりました。
今や顔を合わせたことがない居住者も結構います。
居住者の中に、一度だけすれ違ったことのあるイギリス人女性がいます。
彼女は数か月前に入居したのですが、越してきてすぐ、夜になるとビル内の電気をすべて消すようになりました。
帰宅すると、エントランスの電気が消えていて鍵穴が見つからない。
なんとかドアを開けてビルの中に入るも、廊下も真っ暗。
私の部屋はエントランスとは対極の端にあるので、自室にたどりつくまでがまぁ大変。
居住者たちで作られたグループチャットがあるのですが、間もなく誰かがそれを議題に挙げました。
するとその女性は悪びれもせず、「電気を消しているのは自分だ」と。
夜、電気をつけているのはエコじゃない、とかそういった理由でした。
日本のマンションで、共有廊下の電気を全部消しちゃう人なんていませんよね?
「エコ」という大義名分を掲げているけれど、夜遅くに仕事から帰宅する人がいることなど全くお構いなし。
それから数週間後には、ランドリールームの洗濯機を自分が寝ている間は使うなとグループチャットで言ってきました。
この人、他人の生活はどうでもいいけど、自分の生活には気を遣え、と…?
かなり自分勝手な人だなと警戒しました。
彼女はしばらくグループチャットに在籍していましたが、ある日突然、退出してしまいました。
そんな彼女がコロナ陽性。
後にも先にも、私が彼女とたった1回すれ違ったのが数日前。
その2日後、新生児を持つ居住者から彼女がコロナ陽性だと聞きました。
ある男性が共有ホールへ行ったところ、彼女がすでにホールにいて
「あ、私コロナ陽性だから近づかないで!」
と言っていたらしいのです。
新生児を持つ人はその男性から話を聞き、飛び上がって自室に戻ったと言っていました。
…なんで共有ホールにいるんだよ!?怒
2日前にすれ違った時はすでにコロナだったんじゃないの!?
つーかすれ違った時、あいつ、マスクしてなかったんですけど…!!激怒
スーパーむかつきました。
あのね、罹ってしまうのは仕方ないと思うんです。
どんなに気を付けていたって、誰にだって罹る可能性はあります。
だけど罹ったなら!!
まずは外に出ない!!
コレ、基本でしょ!!
何をとち狂ったか、共有ホールでウロウロしてるとか、陽性なのにマスクしないで外に出るとか…
うお~~~~~~、腹立たしい!!
検査を受ける時点で、もしかしたら陽性かもしれないと思ってるから受けるわけで。
それなら2週間、自主隔離する可能性も考えて食料とか買いこんでおくべきなわけで。
もし十分な食料がなかったのなら、誰かに買い物を頼んで部屋の前に置いてもらうこともできるわけで。
イギリスってこういう常識のない人というか、自分勝手な人のせいでコロナの拡大が止まらないのでは?
その後、新生児を持つ人が彼女本人にメールで真偽を尋ねるとやはり陽性だとのこと。
彼女はすでにグループチャットから退出してしまっているので、新生児さんが彼女の許可を得て居住者へお知らせ。
すると翌日、数名の居住者も検査を受けていたようで、「陰性だった」との報告が次々と。
まだ結果待ちの人も数名いるようです。
…おいおい、みんなコロナ疑いなの!?
現在、ロンドンではコロナ感染者が30人に1人とも20人に1人ともいわれています。
それならこの建物の中に感染者が出てもおかしくないな、と思った矢先に…こんなにたくさん!?
できれば罹りたくはないけれど、ブログの更新がストップしたら…罹っているかもしれません。
※ちなみに前回の更新は2か月前…。更新してなくても私はたぶん大丈夫です。
今年は去年よりもたくさん記事を書けますように(自分次第)。
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